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2012
05.18

妙に惹かれてしまうものってありませんか?

怖いものみたさって言葉がありますが、妖しげに、不気味に感じるが手にとってしまうものがあります。ホラー映画のDVDが当て嵌まります。レンタルビデオ店などで意識はしていないがホラーのコーナーは見てしまいます。怖がりなのにみたくなるんですねぇ。

で、趣味の音楽鑑賞をするアナログ盤を買う中古盤店でも妖しげなものに手が出ます。
カッコ良いジャケット・アート、素敵なエロジャケなんかがジャケ買いで手にしたくなる代表的な例ですが、あえて一風変わったものも手にしたくなります。タイトルとパッケージで観た事もないB級ホラーを借りてみるなんてことと一緒かもしれません。

Strifeってバンドの和風な鎧武者の絵のジャケットとか、オドロしいDemonのジャケット・アート等、何で惹かれているのかはわからないけれどジャケット・アートのみで買ってしまった例が多くあります。
この手の買い方ははずれが少ないのは何でだろうかなぁ。妖しいジャケットは良い音にめぐり会える早道のように考えています。

このアルバムも妖しげな宇宙人(?)に惹かれて買いました。


【今日の1枚】
「AUTOMATIC MAN」(1976) // Automatic Man

AutomaticMan.jpg

「GO」に名を連ねていたMichael Shrieveがやなり同作に名前があるPat Thrall参加しているバンドです。Michael Shrieveが「GO」のサウンドを継承して作ったバンドであろうと音楽誌には書いてあります。楽曲への関与はキーボード・プレイヤーでヴォーカルをとっているBayeteが一番多いです、というより全ての曲に参加しています。この人が中心人物といっても良いかも知れませんねぇ。次作(奇妙な顔のバックが紫になっている)にはMicheal Shrieveは参加していませんしねぇ。

サウンドは「GO」に近くいけれどよりポピュラー・ミュージックに寄っている感じはします。プログレ気味の展開があるので、プログレ作品として紹介されている場合もありますが、フュージョンがかったポップだと思うなぁ。柔らかい音楽だと思う方が気持ちよく聴けると思います。
Pat Thrallがファンキーな雰囲気のギターを、少しハードなギターを聴かせてくれるところもあっていろいろな要素が加味されていて面白いサウンドです。

 

サウンド・スケールを小さくし同じコンセプトの音楽でもロック、ポップ・フィールドに近づいているのだろうと思います。スケール・ダウンしている分、「GO」を聴いている人には満足度が低くなる気がしますが、一定水準は保っているので心地良いです。
聴いていて面白さはあるんですが、ジャンルを決め難い音なので、何処の購買層にもアピールするけれど決定的な魅力には欠けちゃうだろうなぁ。もうワン・パンチ欲しい作品って感じる事が多いですね。

Pat Throllは1980年代にGlenn Hughesと共同名義でアルバムを残しています。これが良作なのですが、あまり人気にはなっていないかなぁ...。

その話は、次の機会に....


成功する人はどれくらいいるのだろう?

先日、布袋寅泰氏が英国に移住し、そこを拠点として海外、国内での活動をしていくと言う話を何かのニュースで知りました。BOØWY、COMPLEXでの活動、映画音楽などにも多く携わっているらしい。ファンの方には叱られてしまいそうだがあまり知らないのです。二つのバンドの活動期はぼくが日本の音楽を一番聴いていなかった時期なんですね。

日本のミュージシャンが海外で活躍するのは喜ばしい事です。ぼくが一番強くイメージするのは山内テツ氏ですね。FacesやKossoff/Kirke/Tetsu/Rabbit、Freeととても良いバンドに参加しています。どの作品もよく聴く、英国ロック・ファンには堪らないものですね。

1980年代の終わり頃にはVow Wowも英国に進出しています。この頃にいくつかのバンドが海外進出をしていますが、ヒット作が出たとは聞いていないなぁ。日本人だけのバンドで海外で成功するってのはかなりハードルが高いことなんだろうなぁ。

日本人で海外で活動っていうとこの人も忘れていけませんね。ツトム・ヤマシタ氏です。


【今日の1枚】
「GO」(1976) // Stomu Yamashta, Steve Winwood, Michael Shrieve

Go.jpeg

ISLANDレーベルで4枚のリーダー・アルバムを製作後に取り組んだ、プロジェクトっていった方が良いだろう作品です。パーカショニストの立場よりもプロジェクト・リーダーとしてのサウンド・クリエーターという形で見た方が良いような気がします。その方面の才能、資質が前面に現れています。
多くのミュージシャンが参加していますが、最初から携わったのだろう3人の名義になっています。この3人の組み合わせだけでそそられれますね。

個人的にはSteve Winwoodが好きなので手にした作品ですが、ギターのAl DiMeolaも楽しめますね。サウンドがプログレッシヴなフュージョンって感じなのでぴったりと合うのだろうと思います。
もっというとソウルフルな味わいもあってオールジャンルな音楽、もしくはノンジャンルな音楽って考えたら良いのかもしれません。ロックだけどねぇ。

 

この後に「GOO LIVE」と「GO TOO」とあり「...TOO」のはJess Rodenも参加していたので持っています。最初に聴いた若かりし頃は少し途惑ったが多くの音に触れてからはこのサウンドの凄さ、良さがわかりました。音楽ってジャンルに拘るのが酷くつまらないことかもしれないって考えたのは、このアルバムを多く聴いていた頃だろうと思います。

このプロジェクトを経てMichael Shrieveが結成したのがAutomtic Manというバンドです。ちょっと風変わりなジャケットが知られているかなぁ。

その話は、次の機会に....

  
2012
05.11

どれほどの人数がいるのだろう?

ぼくの様に平凡に暮らしている人間が直接お目にかかる事はないが、’天才’という言葉はかなりの数で耳にしていると思います。スポーツや芸術、果てはお笑い芸人にまで使われている事がありますね。天賦の才ってそんなにあるものだろうかなぁ。

生まれ持ったセンスってあるのは間違いの無い所だろうが、それを生かしているかと言う事は自分ではわからなかったりします。それをわかり、生かしている人が天才と言われているのだと思います。
わかっていると言うのは語弊があるかもしれない。自分から’天才’なんて看板を掲げる人はいないものねぇ。周りにいる人が言う言葉だからな。

天才といわれる人でもその道に入ったらトレーニングをしているのは当たり前の話だろうから、センス+努力の結果が天才なんだろうと思います。野球のセンスがあってもその道に入らず、もしくはその道で努力もしなければ、あっという間に枯れちゃうだろうと...。
音楽に関してはも、センスはあっても基礎知識がなければプレイも楽曲作りも出来ない物なぁ...。

このアルバムが最初のソロ作ですが、若干16歳でのデビュー時には天才といわれた人ですね。


【今日の1枚】
「STEVE WINWOOD」(1977) // Steve Winwood

SteveWinwood.jpg

The Spencer Davis Groupでデビューし、Trafficでの活躍、そして’スーパー・グループ’Blind Faith、さらに数々のセッション・ワークとSteve Winwoodの活動は多岐に渡ります。
それだけのキャリアのがあるシンガー、キーボード・プレーヤーにしてマルチ・プレイヤーでありながらファースト・ソロ・アルバムが1977年とは遅く思えますね。セッション参加のいくらかではリード・ヴォーカルをとっているので必要がなかったのかもしれませんね。

この最初のアルバムで成熟したロックに行き着いているのだから天才って言葉は当て嵌まるだろうなぁ。
ファンクやラテンも取り入れた実力派シンガーSteve Winwoodを見せています。後のソロ作とTrafficの架け橋と言えるかもしれないし、それまでの経歴の決算的なアルバムと考えるのもありですねぇ。
なんとも素晴らしい作品です。
後のソロ・アルバム、特に1980年代の作品を良くないとする人もいるようだが、どのアルバムも及第点以上の作品であろうと思っています。欲を言えば’もっと’と思う作品もない訳ではないですが...。

 

Winwoodの唄を聴くだけでも十二分に満足が出来る作品ですが、Willie Weeks、Andy Newmarkのリズム・セクションをはじめとする参加メンバーの演奏を楽しめるのもこのアルバムのよさですね。個人的にはJunior Marvin(The Wailersや自身のバンドであるHansonが知られている)のギターが聴けるのも良いかなぁ。
ブリティッシュ・ロックのシンガーのアルバムを聴くなら必ず手にして欲しいですね。有名な人だから言う馬でもない事だろうけどねぇ...。

このファースト・アルバムの前に参加した作品に「GO」があります。Stomu Yamashtaの作品と考えられがちですが、Stomu Yamashta / Steve Winwood / Michael Shrive名義になっていますね。

その話は、次の機会に....



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Author:蜃氣楼
好きなことを気ままに綴っております
忽然と消えてしまう事があるかも...

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